【2020年度活動報告】
あいち学生観光まちづくりアワード
2020年、ALEQ内の希望メンバーで応募した「あいち学生観光まちづくりアワード」。本格的に企画・観光について学んでいる人がいない中で、アイデアを寄せ合って提案しました。
●応募概要
『前略、日本人と一緒に知らない愛知見つけました。』と題し、知多半島を中心とした「日本人✕在住外国人の交流ツアー」を企画しました。コンセプトは「“人と人”・“人と文化”との「初めまして」から始める!週末知多半島ツアー」、目的は愛知県在住の外国人と日本人とのつながりを持つ機会を作ることと、新型コロナウイルスの影響下でもできる旅行の形を考案し、愛知の文化を人々に伝えることです。
●企画段階
①下調べ
ツアーを考えるにあたり、愛知県内の文化や施設を、グループに分けて調べるところからスタートしました。日本文化を体験してほしい、宿泊で非日常を体感してほしいという想いから、地域を「常滑焼」と考えた条件にあうゲストハウスのある「知多半島とその周辺」に決定。同時に、ターゲットを「愛知県在住外国人&日本人」に設定しました。
②ツアー企画とワークショップ
地域を知多半島とその周辺と決め、本題のツアー企画に移ります!各自持ち寄ったツアー案について、「自分たちだったらどのようなツアーに参加したいか?」を話し合いながら、一つの案に落とし込みました。作成途中ではワークショップに参加し、講師の加藤様が代表を務める、大ナゴヤツアーズの活動内容や企画づくりのポイントを学びました。また、アワード応募者による企画のプレゼンテーションの時間が設けられており、私たちのプレゼンテーションに対して講師の方や他の参加者から意見をいただいたり、他のプレゼンテーションを聞いたりして、勉強になることが多くありました。
③現地調査
ワークショップを通じて現地調査の大切さを学んだことを活かし、ツアー案の時間配分が適切かを確認するために、現地調査を行いました。訪問した場所は、「えびせんパーク本店」「黒牛の里」「観光農園花ひろば」「やきもの散歩道」「YOMOGI GUESTHOUSE(見学のみ)」「TOKONAME STORE」「中埜半六邸」です。新型コロナウイルスの影響で営業していなかった場所もありましたが、実際に訪問してみて初めてわかることがたくさんあり、とても有意義な調査になりました。
●結果と学び
結果として、惜しくも最終審査に進むことはできませんでした。しかし、この企画づくりを通して、大学の授業では経験できないような、ツアー企画やワークショップへの参加、現地調査といった貴重な経験をすることができました。今回学んだこと、経験したことを今後のALEQの活動に生かしていきたいと思います。
●応募の際のチラシ
愛知県立芸術大学のメンバーに協力をお願いして作成していただいた、実際に使用できるチラシです!応募の際に一緒に添付しました。